
この時期に、この一瞬にしか学べないことを
だいじに、じっくりと、遊ぶ中で身に付けます。
岡山大学教育学域教授 清田 哲男先生が来てくださいました。
子どもたちはアルミホイルを使って、椅子やペン、自分の水筒等ありとあらゆる物を包み、
なんとたいこ橋まで包んで、幼稚園をキラキラにしました!
ぎゅっと握って感触を味わったり、そこから形をつくっていったり、ダイナミックに使ったり等、
なかなかできない体験に夢中になっている姿が印象的でした。
11月3日(金)に幼児教育研究会を実施しました。
130名を超える多くの先生方や学生さんに参加して頂き、子どもたちがいきいきと遊ぶ姿を見て頂きました。
午後からは、千葉大学 教授 砂上史子先生によるご講演「幼児教育のさらなる充実を目指して」を拝聴し、
その後の分科会では保育について語り合い、学びを深めることができました。
DAD(愉快なお父さんの会)が子どもたちのために、秋祭りを計画しました。お父さんたちのアイデアたっぷりな企画は、大盛り上がり♪ 親子ともに楽しい時間が流れました。
(ドクターカーが来てくれました!) (スーパーボールすくいのチャンピオンが決まりました☆)
虫が大好きな年中さんのために、岡山大学学術研究院 環境生命科学学域 昆虫生態学研究室の松村健太郎先生が来てくださいました。
子どもたちは、昆虫の話を聞いたり、クイズをしたり。なんと、実際にナナフシにもさわることが出来ました!
子どもたちからの質問にも丁寧に答えてくださり、とても楽しい時間となりました。
開催日
9月25日(月)
<詳しくはこちら>

遊び中心の生活の中で
多くの学びを。
私たちは何でも早い方が良いとは考えません。130年研究して「じっくり」にたどり着きました。

自然の中で、
自然とともに。
園庭の木々や生き物も先生だと考えています。人では教えられない事をたくさん伝えてくれます。

様々な人と出会い、
様々な経験を。
岡山大学教育学部の学生、附属中学校、附属小学校の生徒や児童、そして先生たち。さらには地域の方も一緒に。

井山 房子

岡山大学教育学部附属幼稚園は、2014(平成26)年に創立130年を迎えた歴史ある幼稚園です。子どもの心身共に豊かな成長をめざし、「自主自律 豊かな心でたくましく~自分から 自分で 自分へ 人とともに 人のために~」の教育目標を掲げて、教育学部との密接な連携のもとに、幼児教育の理論及び指導方法の実際に関する研究を行いながら質の高い幼児教育の提供に取り組んでいます。そして、岡山県・岡山市教育委員会及び公立幼稚園・保育園・幼保連携型認定こども園とも連携を深め、地域における幼児教育課題の解決に寄与する研究に取り組み、その成果を公表して地域に還元し、地域のモデルとしての役割を果たすことも大きな役割と捉えています。また、教育学部で幼稚園教諭や養護教諭を目指す学生にとっての教育実習と研究の場でもあります。
本園の教育の基本方針は、子どもが主体(主人公)となる遊びを中心とした生活を大切にして、安心してのびのびと楽しい園生活を過ごす中で、より豊かに自立(自律)できるようにすることです。そのために、町の中にあっても自然豊かで魅力にあふれた森のような園庭、年齢に応じた遊びの環境づくりや交流をうみだす保育室の配置、保育室からつながる芝生の庭などの施設の整備・工夫と、幼児教育に意欲と情熱をもった教職員が一丸となった指導力の向上に惜しみない努力を重ねています。また、個人差が大きい幼児期の子どもたち一人ひとりと丁寧にかかわり、個性を伸ばす指導が行き届くように副担任を配置し、生活の充実を図っています。岡山市の複数の学区から園児を受け入れている本園ではありますが、近隣地域の方々との連携を深めご協力を仰ぎながら、地域の自然とかかわり、諸団体の方々と触れ合うなど、豊かな社会体験を得ることもできています。
めまぐるしく変化する社会情勢の中で、子どもたちには、AIにはできない能力と魅力を備え、21世紀を心豊かに人間らしく生き抜いて欲しいと願っています。そして、その後押しとなる教育を提供していきます。

黒住 知代

附属幼稚園は、閑静な住宅街の一角にある幼稚園です。園には、可愛らしい小動物、色とりどりの美しい花々、園を見守るように立つ青桐の木など、四季折々に違う顔を見せてくれる自然環境や、様々な遊具が整えられています。その中では子どもたちが優しい先生たちと、保護者や地域の方の温かいお力添えをいただきながら、のびのびと生活をしています。